令和の授業はこう変わる!
こんにちは!アトシです!
今回は、令和の授業について考えてみました。
結論から言うと、僕の予想では
オンライン授業は、これから伸びる分野です!
「今でしょ!」の林修先生が所属する東進予備校の授業のイメージです。
そのように考える理由は以下です。
①インターネット回線の普及
②児童生徒の学びの多様性
③人件費の削減
①インターネット回線の普及
今現在、インターネット回線の普及が伸び盛りです。
2020年から始まる5Gや校内外のネット環境など整い始めています。
児童生徒に話を聞くと、ほぼ全家庭にインターネット環境があります。
統計データで言っても、Wi-Fiの普及率は85%以上です。
2015年現在のデータなので、2020年では90%を超える普及率だと予想します。
スマホが普及しているので、一家に1つはインターネットに接続できる機器があるはずです。
この状況に加え、今年から5Gが広がります。
5Gとは、「高速・大容量」「低遅延」「多数端末との接続」
を実現するネットワーク環境です。
簡単に言うと、
世の中のあらゆる物が
今までよりめっちゃ早く
ネットにつながる
ということです。
まさに、バックトゥザフューチャー2の世界ですね!
従来のネット環境では、
学校の授業でインターネットを活用しようとしても、
回線が混んで接続が切れてしまったり、
映像が乱れるなどの残念な感じになっていました。
しかし、これからは劇的に変わります。
ネット回線も良くなり、オンラインでの授業が容易になります。
ネット環境というオンライン授業へのハードルは
5年後にはなくなると思っています。
②児童生徒の学びの多様性
皆さんは、全国の不登校の児童生徒数をご存知でしょうか?
文部科学省の調査結果では、
平成30年度の不登校児童生徒数は164,528人
小学生の144人に1人,中学生の27人に1人が不登校になっています。
不登校の数は増加傾向にあります。
https://www.mext.go.jp/content/20191217_mxt_syoto02-000003300_8.pdf
(文部科学省HPより)
不登校の児童生徒に学習機会を設ける方法として、
オンライン授業の形は理想的だと思います。
自分のペースで学び、授業のカリキュラムを進めていく。
事実、N高で有名な学校法人角川ドワンゴ学園のN中等部では、
ネットで学習するコースがあります。
「学校に来て、直接先生の授業を聞いて学ぶ」
これだけが学校教育ではなくなってきています。
学びの多様性を受け入れる傾向がさらに強くなることで、
オンライン授業の需要が増加するでしょう。
③人件費の削減
これは、教職員への人件費の問題です。
私を含め、教職員に払われる給料をオンライン授業によって減らすことが可能になります。
各学校に1人の教科担任を置かなくても済む可能性があります。
少子化の進行で、教職員数も減少する傾向にあります。
このように、オンライン授業の需要はこれから伸びると思います。
では、何が教師に求められるか
それは、オンラインに適した教材の研究です。
一定の知識を児童生徒に教え込むことだけではなく、
児童生徒自身が学びを継続できるような教材です。
私も模索中ですが、今考えているのは以下のような授業です。
『プロジェクト学習』
地域の問題を解決するプロジェクトを各自が立ち上げ、
英語や社会など各教科の学びを合体させて学習するものです。
これは、各自の研究がもとになるため、オンラインでもできます。
教師は、週に1回や月に1回で学習状況を会議すればよくなります。
ネットワーク上に学習の様子をアップデートすることで、
教師も児童生徒も自分のペースで進めることができるはずです。
読者の先生方は、教材研究を日々行われていると思います。
令和の授業の形は、これまでと大きく変わる必要があります。
オンラインに適した授業の方法を考えてみることは、
授業に対する投資になるのではないでしょうか?
最後まで読んでいただきありがとうございます。