【書評】まんがで変わる 仕事は楽しいかね?
こんにちは!アトシです!
今回は、書評を書きます。
読んだ本はこちらです!
この本は、世界的ベストセラーになった「仕事は楽しいかね?」
のマンガ版です。
書籍のマンガ版については、下の記事でオススメ理由を書いています。
「何のために仕事をしているか分からない」「仕事にやりがいを感じない」
そんな先生方に読んでほしい本でした。
私が気になったポイントを3つお伝えします。
①退屈と不安
②試すことを続ける
③今日の目標は明日のマンネリ
まず①退屈と不安です。
私たちは、仕事をしていく中で退屈だと思うことが大なり小なりあるのではないでしょうか。
しかし、その一方でその仕事を失う不安を抱えているという事実があるのです。
「今の仕事は楽しくないけど、でもその仕事を失うのが怖い」
こんな矛盾は誰にでも起こりうることなのです。
これが仕事へのやる気を失わせる原因の1つになるのです。
②試すことを楽しむ
では、どうすれば仕事を楽しむことができるのでしょうか。
それは新しいことに挑戦することを楽しむことだそうです。
2000年以降、グローバル化・スマホ・AI・震災など予期できなかった社会の変化が起こっているのです。
未来のことを予想することは難しいのです。
「10年後〜している」と確信をもって言えるでしょうか。
こんな時代には、新たなことを試すことが必要なのです。
毎日、違う自分になろうという意識が必要なのかもしれません。
このことを精神論で捉えてほしくはありません。
事実、この本の中で、コイントスの話が出ています。
表が出たら勝ち・裏が出たら負けのコイントスで勝ち続ける人は運があるのではありません。
勝ち続ける大事な要素はゲームに参加し続けることだそうです。
つまり、負けようが勝とうが常に試し続ける人が成功に近づくそうです。
仕事においても、つまらないと感じるのは、「新たなことを試すことをしていないから」なのかもしれません。
最後に③今日の目標は明日のマンネリです。
皆さんは、長期にわたる目標を1つ決めてそのまま・・・ということはありませんか。
この本の中で伝えられているのは、
今日決めた『〜する』という目標は明日には陳腐なものに変わる可能性がある
ということなのです。
しかし、目標を立てること自体を否定しているわけではありません。
愚かなことは目標に縛られることなのです。
重要なことは、「毎日いろいろなことに挑戦し、それに応じて目標を変化させていくこと」なのです。
学校でも各学期始めに目標を生徒に決めさせることがあります。
決めた目標を、その学期の間に起こる様々な変化に合わせて変えていく機会も必要なのだろうと痛感しました。
目標を立てることが目標になることがないようにしたいですね。
以上書いてきたように、仕事に目的を見つけられない方は、試しに新しいことに挑戦してみる機会を設けてみるのはいかがでしょうか。
それは大きな挑戦でなくても良いと思います。
私の場合は、「明日の朝の会で読んだ本の話をしよう」や「今日は掲示物を1つ増やしてみよう」などちょっとした変化を増やそうと思っています。
実際、1つの小さな挑戦をすると今までにない相手の反応があったりして、新鮮な感覚を得ることができました。
読者の先生方が今より仕事を楽しいと感じることができることを願っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。