学校の先生の投資ブログ

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【書評】減速して自由に生きる:ダウンシフターズ

こんにちは!アトシです!

 

今回は書評を書きます。

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今回ご紹介する本は、「減速して自由に生きる:ダウンシフターズ」です。 

減速して自由に生きる: ダウンシフターズ (ちくま文庫)

減速して自由に生きる: ダウンシフターズ (ちくま文庫)

 

 

この本は私が大好きな両学長の動画でも紹介されていた本です。

www.youtube.com

 

こんな方にこの本はオススメです。

①辛い仕事を続けている先生

②自分の時間を大切に生きたい先生

 

まずこの本のタイトルになっている「ダウンシフター」とは、減速生活者を指します。

つまり、収入を増やそうと仕事を増やすのではなく、無駄な支出を減らして生きていることを意味します。

 

著者の髙坂さんは、以前はアパレル関連の仕事で年収600万円ほど得ていたそうです。

しかし、仕事でのストレスで遊びやお酒に明け暮れ、やりたいことができない日々が続いて会社をやめようと決断したそうです。

 

そして、自給自足の生活・ミニマムな生活コストを実現して自分な好きな仕事を好きな時間できる日々を送っているそうです。

 

私の立場で、この本の中でグッときた文章がありました。

以下本文よりの転載です。

 

私には本当に苦労がありませんでした。

好きなことをする過程での苦難は、苦労ではありません。
嫌なことをすることが「努力」や「苦労」だと私は認識しているので、夢の開業には、いわゆる「苦労」に当てはまる事柄が一切ありませんでした。

 

この本の中では、髙坂さんの人生が赤裸々に書かれています。

私にとっては大変だっただろうなと感じる出来事も多くありました。

しかし、髙坂さんは、ダウンシフターになるために嫌なことをされていません。

だから、苦労はなかったのです。

皆さんも、自分の好きなことであれば、たとえ大きな対価を払っても苦しさを感じないのではないでしょうか。

苦難」と「苦労」を区別することが大切ですね。

 

学校の先生をしていて、苦難は毎日何かしらあります。

児童生徒に本気で向き合えば、絶対に苦難からは逃れられません。

逃れてはいけないと言ったほうが正しいです。

でも、その先に楽しさを見出すことができれば、苦労ではなくなる気がします。

 

働いていて苦労をたくさん感じてしまっている先生は、もしかしたら自分の楽しいと思える道を探すのもありなのかなと思います。

人生は一度きりですからね!

 

もう1つお気に入りの言葉がありました。

以下転載↓

 

自分の時間を自分の責任で自由に配分できるようになったから、やっと素直に行動できるようになった。

 

楽しんで働きながらも、自分の時間をつくれないことに悩む先生もいらっしゃるのではないでしょうか。

大切なのは、自己責任で自分の時間を管理することです。

教師の仕事は大変です。

しかし、時間は限られています。

もちろん仕事をスリム化は必要ですが、私たち教師自身でも自分の人生の残された時間に責任をもって生活したほうがいいです。

そうすれば、自分が本当にしたいことにかける時間をつくることが可能だと思います。

私自身、私と同業者の先生方に、経済的な自由を得てほしいと心から思っています。

そのミッションを達成するために、自分の時間に責任をもつようになりました。

学校での勤務時間を学校・生徒のために最大限費やし、それ以外の自由時間を大切な人・読者の先生方のために最大限費やそうと考えています。

そう考えられてから、自分の気持ちに素直になって行動することができています。

自分の人生をこの本を読みながら再認識することができました。

 

読者のみなさんが、自由な人生の時間を少しでも増やしていただければ嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。