[朗報]iDeCoの受給時期最長75歳へ延長か!
こんにちは!アトシです。
今回は、年金2000万円問題の解決策を考えたいと思います。
以前の記事で、iDeCoを活用した解決法について述べました。
詳しくは、下の記事をご覧ください。
公立学校教員は、控除できる機会が多くありません。
iDeCoを始めると、拠出した全額が控除になるため節税が高いです。
控除をうまく活用しながら、節税していくことは本当に重要です。
私のような教員はiDeCoで積み立て投資を始めることにメリットがあると述べてきました。
今回は、そのiDeCoに関する新たなニュースをお伝えしたいと思います。
iDeCoの受給時期を75歳へ延長する案が出ているようです。
詳しくは、下に示した日経新聞の記事をご覧ください。
この記事によると、従来は60歳から70歳までだった確定拠出年金(iDeCo)の受給可能時期を60歳から75歳に延長する改革案が検討されているそうです。
75歳まで伸びる利点は「複利」の効果です。
「複利」とは、投資によって得た利子にも追加の利子がつくことです。
相対性理論で有名なアインシュタインが「人類最大の発明」と評したものです。
例えば、100万円投資して、年利5%で1年間運用した場合、1年後には105万円になるります。この場合、増えた5万円は、元金の100万円に対してついた利子です。この5万円も含めた105万円を再投資し金利5%で1年間運用すると、1年後には110万円となるのではなく、110万2500円となります。この2500円は、利子である5万円についた利子になります。
これが複利の効果です。
短期的には、複利の効果は大きくありません。
先ほどのように1年間で見れば、2500円しか複利効果は得られません。
しかし、これが20・30年…続くことで、複利効果はとんでもないものになります。
公立教員のように公務員は現在、月に満額1万2000円をiDeCoで拠出できます。
この金額を30歳から年利4%で40年間、70歳まで運用し、そこから受給し始めた場合、
資産は約1400万円になります。
しかし、同じ年利で45年間、75歳まで運用した場合、資産は1800万円になります。
5年運用期間を増やしただけで、400万円も資産が増えるのです。
このように、複利の効果は運用期間が長ければ長いほど恩恵を得られるのです。
そのため、今回の受給時期の75歳までの延長案は私のような公務員にはとても大きなメリットがあるのです。
先生方はぜひ、この機会にiDeCoを検討してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。