教師も年金2000万円問題を解消しよう⑴
今回は、昨今注目されている「年金2000万円問題」について考えます。
学校現場にいて、この問題を耳にすることが増えています。
私のような20・30代の若手教員から、この問題に直面するであろうお子さんをもつ40・50代のベテラン教員まで各年代で不安を感じていています。
今回は、「年金2000万円問題」について簡単に説明します。
老後の資産として、私たちの多くが当てにしているのは毎月納めている年金ですよね。
その年金を使いながら私たちは退職後の生活を送っていく。
これが今までの考え方です。
しかし、その資金が2000万円足りないから「自分で貯めておいてね。」という話が金融庁から出ました。
金融庁が公表した報告書の中で、算出されたデータです。
その計算の前提条件は、
⑴夫65歳・妻60歳以上の無職世帯
⑵30年後(95・90歳)まで夫婦が健在
⑶⑵の間の家計収支が毎月5.5万円の赤字である。
→年金収入では足りない状態
⑴〜⑶を基に計算すると以下のようになります。
毎月5.5万円 × 年間12ヶ月 × 30年間=1980万円
人生100年時代が来るといわれる状況では、この金額はさらに増える可能性もあるようです。
自分でその金額を貯めるのは難しいと思われる方が多くいると思います。
今現在、60歳退職の公立学校教員の退職金は全国平均で約2200万円だそうです。
退職金があれば、大丈夫と思われる方もいるでしょう。
しかし、現在若手教員と言われる20・30代の先生方は、同程度の退職金をもらえるのでしょうか。
たとえ同程度もらえたとしてもその金額はギリギリではないでしょうか。
悠々自適な生活がこの金額で送ることができると私は思いません。
そのため、老後の生活を豊かにするお金が必要だと考えます。
次回は、この問題を解決しうるかつ、すぐにできる解消法をお伝えしようと思います。
ちなみに、私自身もこの方法を実践しています。
前置きがとても長くなりましたが、その方法とはズバリ「iDeCo」です。
iDeCoを活用すれば、老後資金を準備することができます。
それに加えて、節税効果もあります。
次回はiDeCoへの加入方法から、運用までお話しようと思います。
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