教師も年金2000万円問題を解消しよう⑷
今回も、前回まで引き続き年金2000万円問題について考えていきます。
前回までの記事は、以下からご覧ください。
今回はiDeCoのスタートまでにすべきことについて書きます。
公立学校の先生がiDeCo(イデコ)を始める流れは以下の通りです。
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iDeCoを開設する金融機関を決める
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事業主の証明書を教育委員会に送付する
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教育委員会の担当する方が書類に記載する
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金融機関から届いた書類の記入し、その金融機関に送付する
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運用開始の通知が届き、iDeCo開始
以上になります。
それぞれ説明していきます。
多少、自治体や金融機関によって違いがあるかもしれません。
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iDeCoを開設する金融機関を決める
iDeCoを開設する金融機関を決めましょう。
銀行や証券会社、保険会社で契約することができます。
金融機関を選ぶ私の基準は以下の3つでした。
①運用商品の手数料などのコスト
②金融機関に支払う口座管理手数料
③運用商品の多さ
以上の3つの条件で、私はSBI証券を選択しました。
そして、SBI証券のHPからiDeCoのページに入り資料請求しました。
1週間以内で資料が自宅に届きました。
書類を手に入れる必要があるので、これが最初の一歩になるでしょう。
資料中身は、
①個人型年金加入申出書
②預金口座振替依頼書兼自動払込利用申込書
③加入者掛金配分設定届
④第2号加入者に係る事業主の証明書(共済組合員用)
⑤本人確認書類
でした。
2.事業主の証明書を教育委員会へ送付する
金融機関からきた書類の中で、事業主の証明書となる用紙があります。
所属する教育委員会にその書類を送り、提出を依頼します。
事務の先生に「iDeCoを始めたいんです。」と伝えましょう。
そうすれば、必要なものを準備してくださると思います。
この依頼は事務の先生でなく自分自身で行います。
3.教育委員会の担当する方が書類に記載する
教育委員会のiDeCoを担当する方が共済資格等を確認し、所属を経由して職員に事業主の証明書を交付します。
1週間程度で教育委員会から書類が返送されました。
4.金融機関から届いた書類の記入をする
3で書類が返送された後に、
①個人型年金加入申出書
②預金口座振替依頼書兼自動払込利用申込書
③加入者掛金配分設定届
④第2号加入者に係る事業主の証明書(共済組合員用)
⑤本人確認書類
を金融機関に提出します。
掛金を複数の商品に配分する場合は、設定届でそれぞれの商品への割合を③の用紙に記入します。
SBI証券のiDeCoセレクトプランでは、37種類の商品がありました。(2019年7月時点)
私は複数の商品を選び、掛金を配分することにしました。
5.運用開始の通知が届き、iDeCo開始
申込から約1〜2ヶ月後に金融機関から完了通知が届き、iDeCoの運用がスタートします。私の場合、忘れたころに開始の連絡がきました。
私の場合は、7月申し込み・10月通知でした。
掛金は8月分から拠出されていました。
以上が大まかな流れになります。
お気づきの方もいると思いますが、いざ始めようと思ってもかなり時間がかかります。
私の場合は、始めようと思った7月から最終の書類が届くまで約3ヶ月かかりました。
なので、始めようと思った方はお早めに各学校の事務先生に書類をいただくようにしてください。
事務の先生はiDeCoについて詳しいと思いますので、相談するのも1つの手ですね!
これで今回の記事は終わりです。
iDeCoについて4回に渡り記事にしました。
老後の不安をなくす1つの手段として、iDeCoは効果的だと私は考えています。
私のブログがiDeCoについて考えるきっかけになれば嬉しいです。
次回は、投資に関する書籍の書評を書きたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。