高配当株ETFの魅力⑵
こんにちは!アトシです!
今回は、私が実際に投資している高配当株ETFについて書きます。
「高配当株ETFって何?」と思われた方は、過去の記事をご覧ください。
結論から言うと、私が投資しているのは以下の商品です。
証券会社で検索する時は、( )の中のアルファベットを入力しましょう。
SPDR ポートフォリオS&P 500 高配当株式(SPYD)
バンガード・米国高配当株式ETF(VYM)
この2つになります。
この段階でお気づきの方もいるかもしれません。
そう!
しかし、投資分野の偏りが大きいのです。
半導体や自動車産業などの景気敏感株への割合が高い
しかし、複数の企業への分散でも、同じような業種に偏りがあれば、正しく分散できているとは言えません。
これが日本のETFを買わない理由です。
①手数料が激安である
②高度な分散を実現している
③株価の上昇によるキャピタルゲインも期待できる
この3点です。
1つずつ説明していきます。
①手数料が激安である。
手数料は、長期投資をするにあたり超重要なポイントです。
手数料が高ければ、いくら儲けが増えても資産が増えないからです。
極端な例
手数料が3%の場合、配当金が3%なら相殺されてしまいます。
例えば、手数料は
SPYDは0.07%
VYMは0.08%です。
100万円分の株式を持っていて、年間にかかる手数料が700円・800円なのです。
株式の選定や運用の面倒くさい手間を年間1000円未満でやってくれるなんて!
このことは、とてもありがたいことです。
②高度な分散を実現している
SPYDは、80の株式銘柄に約1.25%ずつ分散しています。
ほぼ均等分配なので、かたよりがありません。
VYMなら何と、398銘柄に分散しています。
株式への均等配分や分散する銘柄の多さはとても安心感につながります。
③株価の上昇によるキャピタルゲインも期待できる
株式投資には、2つの目的があります。
⑴のキャピタルゲインは、株価の上昇による資産の増大を狙ったものです。
例えば、1万円で買った株が値上がりし、1万5000円になった場合、
その株式を売ることで、5000円の利益を上げることになります。
この運用利益がキャピタルゲインになります。
⑵インカムゲインは、配当による収入の増大を狙ったものです。
高配当株投資の目的は、このインカムゲインにあたります。
高配当株ETFは、キャピタルゲインもインカムゲインも両方狙えるのです。
事実SPYDは設定されてからのリターンが約20%あります。
つまり100万円投資していたら、120万円の価値に増大したということになります。
これは、アメリカの企業の経済的な強さと株主還元の意識の高さに由来します。
長期的にみた時、配当は出ても、
そのETFの価値が下がってしまえば、損をする可能性が増えます。
そのため、キャピタルゲインとインカムゲインの両立が理想的なのです。
高配当株ETF、特にアメリカのETFに投資している理由は以上になります。
まとめると、
①手数料②分散の高さ③キャピタルゲイン・インカムゲインの両立の観点から、
今回の記事が、読者の方の投資の参考になれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。